ISO
14001について
環境マネジメントに関する国際規格として、取得する企業が増えています。
製造業だけでなくサービス業などにおいても幅広く、環境保護への取り組みの一環として省エネルギー対策が求められます。
■京都議定書と改正省エネルギー法
地球温暖化防止の枠組みを定めた地球温暖化防止条約・京都議定書において、日本は2010年の温暖化ガス排出量を1990年4月、改正省エネルギー法が施工されましたが、さらにこの条約の批准を受けて、同法の運用強化や温暖化ガス排出量算出法の標準化といった動きが最近出始めています。
改正省エネルギー法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)
自動車・家電製品のエネルギー効率向上のためのルール改正に加え、工場・事業場におけるエネルギー使用の合理化に関する義務付けの強化がなされています。
京都議定書では、先進国の温暖化ガス排出量について、法的拘束力のある数値約束を国ごとに設定してます。
対 象: |
二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロンなど3ガスの計6種類 |
基 準: |
1990年 |
目 標: |
2008〜2012年の5年間
●日本△6% ●米国△7% ●EU△8% など
先進国全体で5%削減を目指す。 |
■改正省エネルギー法/工場・事業場に係わる処置
第一種エネルギー管理指定工場
対 象: |
原油換算3,000Kl以上(電力1,200万KWh 以上)・・・・現在4,200工場 |
義 務: |
エネルギー管理者の選任(エネルギー管理士の資格が必要)
中長期計画作成・提出
定期の報告 |
第二あ種エネルギー管理指定工場
対 象: |
原油換算1,500Kl以上(電力600万KWh 以上)・現在6,700工場・事業所 |
義 務: |
エネルギー管理者の選任
エネルギー使用量などの記録 |
このように、改正省エネルギー法は、オフィスビル、大規模小売店舗(スーパー)、ホテル、病院などにおけるエネルギー消費の合理化を目的に、第一種エネルギー管理指定工場の対象範囲拡大、第二種エネルギー管理指定工場の義務拡大、特定建築物に対する義務付けの強化といった動きが見られるほか、省エネルギーの運営強化なども図れています。
省エネルギー対策には躯体・設備の改修、ガラスの交換、カーテン・ブラインドの設置などありますが、低価格で改修できる透明断熱ウインドーフィルム施工をお薦めいたします。
躯体設備の改修には費用がかかり、工期もかかりますし、廃棄物も生じます。さらに、カーテン・ブラインドの設置では、外が見えず不快など、心的ストレスが生じる可能性もあります。
透明断熱フィルムはオススメです!!
下図は断熱フィルムの熱線の透過率を表しています。
このように、熱環境を支配している光線をカットします。
更に、金属(アルミなど)を蒸着した断熱フィルムはさらに熱線をカットする性能を有しています。
透明断熱フィルムは、■断熱性、■高透明性、■ガラス飛散防止効果、■施工作業性など、大変優れています。
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